「SEZON MUSEUM OF MODERN ART PHOTOGRAPHS BY MIKIYA TAKIMOTO」セゾン現代美術館45周年記念写真集 発売のお知らせ
一般財団法人セゾン現代美術館は、45周年リオープンを記念して開催中の写真展 「SEZON MUSEUM OF MODERN ART PHOTOGRAPHS BY MIKIYA TAKIMOTO」に関連し、2026年10月21日(水)に特別限定版の写真集を発売いたします。
■ 写真集について
本写真集には、セゾン現代美術館のリニューアルに際して瀧本幹也が撮り下ろした展示作品23点を含む全58カットを収録しています。
浅間山の噴火によって形づくられた大地と、その裾野に広がる森に抱かれたセゾン現代美術館。1981年の開館以来、当館はこの地で、時代の「今」を映す表現を通して、人間の感情やその奥に広がる情景を見つめ続けてきました。
今回、瀧本幹也は美術館の建築や庭園に加え、その風景の源ともいえる浅間山にも登り、特別なレンズを用いて撮影しました。美術館の風景を、その背景にある大地の成り立ちや悠久の時間とともに捉えた、瀧本独自の視点が光る一冊です。
装丁には、これまでの美術館の歴史や時の積み重なりを感じさせる、重厚感のあるハードカバーを採用。表紙には、ひびや苔を思わせる抽象的な箔押しを施しました。カバーの深い緑や箔の明るい緑、見返しの鮮やかな緑を用い、庭園の豊かな植栽や美術館のイメージを、装丁の細部にまで反映しています。写真は1見開きに1点ずつ、大きな余白を設けて配置し、一枚一枚の写真の魅力が際立つ構成としました。
■ 写真集概要
発売日:2026年10月21日(水) 価格:6,800円(税込) 販売数:数量限定
仕様:丸背かがり上製本 表紙:箔押し 判型:W177×H252 頁数:本文128P
販売場所:セゾン現代美術館(長野県軽井沢)ミュージアムショップ/セゾンアートショップ(神奈川県横浜・みなとみらい)/オンラインストア https://sezonartshop.stores.jp
写真:瀧本幹也 編集・構成:一般財団法人セゾン現代美術館 協力:堤祐三子
装丁:上西祐理 印刷:株式会社八絋美術 発行:一般財団法人セゾン現代美術館
■ 写真家・瀧本幹也 コメント
今回の撮影では、この場所に刻まれた時間を感じながら、移ろう光を静かに待ち、その場が持つ気配を受け取りました。庭では、柔らかな光と影のなかに浅間山から続く大地の鼓動を感じ、美術館では、45年にわたる創造の歴史を受け継ぎ、新たに生まれ変わった空間と向き合いました。
美術館内部は、4×5判カメラのアオリ機構を駆使し、遠近感を排して平面的な絵のように撮影しました。自然と建築、アートが写真のなかで響き合うことを目指しています。ページをめくり、一枚一枚の写真とゆっくり向き合いながら、ふだんは見過ごしてしまう光の美しさや、そこに流れる時間を感じていただける一冊となりました。
―瀧本幹也(写真家)ー
■ 写真展概要
展覧会名:「SEZON MUSEUM OF MODERN ART PHOTOGRAPHS BY MIKIYA TAKIMOTO」
会期: 2026年8月8日(土)~11月29日(日) 10:00~18:00 *ご好評につき展示会期延長いたしました。
会場: セゾンアートショップ(SEZON ART SHOP)
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル 1F(1Fロビー左手)
入場料: 無料 定休日: 木曜日 主催: 一般財団法人セゾン現代美術館
■ 瀧本幹也(写真家)
1974年、愛知県生まれ。ポートレイト、静物、建築、風景など、多様な被写体と向き合うなかで培った独自の視点と卓越した技術により、高い評価を得ている。広告写真やCM映像の撮影に加え、国内外での作品発表や写真集の出版など、幅広い分野で活動する。映像では、是枝裕和監督作品『そして父になる』『海街diary』『三度目の殺人』『阿修羅のごとく』などで撮影監督を務める。また、顧游(グー・ユウ)監督の最新作映画『THE FIRST TASTE OF LONELINESS/初次尝到寂寞』にも参加し、来年公開予定。近年の主な展覧会に、「丹下健三と隈研吾」(パリ、2024年)、「LUMIÈRE / PRIÈRE」(東京、2024年)、「正倉院 THE SHOW」(大阪・東京、2025年)、「瀧本幹也 LUNATION 朔望―海から天体を読む」(神奈川、2026年)などがある。作品は、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、フランス国立図書館(BnF、パリ)、東京都写真美術館(東京)などに収蔵