Reorient 澄ます
浅間山の裾野に広がる美術館庭園は、
自然とアートがひとつの風景として息づく場所です。
地球内部のエネルギーが生み出した火山活動によって形成された土地、
森を渡る風、小川のせせらぎ、季節ごとに移ろう光や植物の姿、
それらは全て、過去から現在へと脈々と続く地球の営みの一部です。
《振動尺》をはじめとする園内の彫刻作品は、
風景の中に静かに佇みながら、人間と世界とのあいだにある
計り知れない関係性を問いかけています。
美術館建築は、日本を代表する建築家・菊竹清訓の設計によるもので、
軽井沢の自然に溶け込む数寄屋造りを思わせる低層の佇まいを特徴としています。
さらに、庭園全体の構想は彫刻家・若林奮が手がけ、
建築と庭園が一体となった環境が広がっています。
緑の中を川のせせらぎを聴きながら、
自分と世界とのあいだに広がる風景に感覚を澄ませてみてください。
撮影 瀧本幹也
若林奮による美術館庭園制作の構想や歴史については、
HISTORY-GARDENにてご覧いただけます。
庭園マップ
若林奮
A《鉄門》《振動尺》
B 五角形の鉄橋
C,E,F 斜面のコールテン鋼板
D 鉄橋
G 台地
1. イサム・ノグチ 《雲の山》
2. 吾妻兼治郎 《YU-6》
3. 山本正道 《風の音》
4. 脇田愛二郎 《HELIX》
5. 井上武吉 《My Sky Hole 94-5 石のラビラント》
6. 安田侃 《地人》
7. イサム・ノグチ 《雨の山》
8. 安田侃 《天沐・天聖》
9. 篠田守男 《コール・マインTC5102》