2015
10.24 — 11.28

鴻池朋子展 根源的暴力

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鴻池朋子の最近の行為は、文明から原野へ還ろうとする一匹の動物のようです。ここ数年私たちは様々な自然の驚異にさらされてきました。そして震災後の原発問題が明らかにした放射能という目に見えない世界との関わりには、「見る」ということが 次の領域に入ったことを感じざるをえません。明らかに変容する身体と地核の関係性を敏感に感じとった鴻池は、それまでの制作を停止し、山村を歩き、中心から周縁に追いやられた物語を集め、積極的に美術の外へ外へと移動する旅をしてきました。
そして今、新たな針と糸で、「動物の衣」となる絵画を縫いはじめています。人間がものをつくり生きていくと いうことは、自然に背く行為であり根源的な暴力です。首都圏では6年ぶりの大規模個展となる本展は、その「暴力」を正面から見つめ、なぜ人はつくるのかというアートの根本的な問いに観客と共に考え悩む展覧会です。

展覧会情報
会場

神奈川県民ホールギャラリー

会期

2014年10月24日(土)− 11月28日(土)

主催

神奈川県民ホール

企画協力

一般財団法人セゾン現代美術館
ゲスト・キュレーター:坂本里英子(セゾン現代美術館学芸員)

助成

芸術文化振興基金

協賛

資生堂

協力

秋田県立博物館、VOLCANOISE

巡回

群馬県立近代美術館、新潟県立万代島美術館