中西夏之
arc ellipse Ⅶ
1980
- 作家名
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中西夏之
- 制作年
-
1980
- 素材・技法
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油彩、木炭、竹弓、糸/カンヴァス
- サイズ
-
194.0×131.0cm
- 収蔵番号
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NN-020
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©︎ NATSUYUKI NAKANISHI
伸びやかな楕円の弧とX字によって構成される《arc》および《arc ellipse》シリーズでは、画面の外側へと広がる大きな円環の一部が描かれています。とりわけ《arc ellipse》では、実際の竹弓を用いて弧を発生させ、その軌道や影、傾きまでもが画面上に取り込まれています。
この竹弓は、《弓形が触れて》シリーズ以来用いられている重要な道具です。中西はこれを「画布への導入のゲージ」と呼びました。それは単に円弧を描くための道具ではなく、大きく緩やかな弧を画布に触れさせながら、絵画が成立する場所を探るための装置でした。竹弓による動きは、画面に何かを描き込む行為というよりも、まず画布に触れ、その平面の位置や広がり、重力や身体との関係を確かめる行為に近いものです。
中西にとって画布は単なる支持体ではなく、現実と絵画が接する「受映膜」として捉えていました。そのため制作は、最初からイメージを定着させることではなく、竹弓による緩やかな運動を通じて、絵画が立ち上がる空間や座標を測定し、その場を見出すことから始まります。《arc》や《arc ellipse》に描かれた弧は、そうした身体の動きと空間の探索の痕跡であり、絵画が成立する瞬間そのものを可視化したものといえるでしょう。
中西夏之
- 作家名
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中西夏之
- 制作年
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1980
- 素材・技法
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油彩、木炭、竹弓、糸/カンヴァス
- サイズ
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194.0×131.0cm
- 収蔵番号
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NN-020
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©︎ NATSUYUKI NAKANISHI