サム・フランシス

無題 SF52-0111

1952
1
作家名

サム・フランシス

制作年

1952

素材・技法

グアッシュ/紙

サイズ

106.5×79.0cm

収蔵番号

FS-001

© 2026 Sam Francis Foundation, California / ARS, N.Y. / JASPAR, Tokyo B6362

Galerie du Dragon(ギャラリー・デュ・ドラゴン)にて、ヨーロッパでは初の個展を開催した1952年に《無題 SF52-0111》が制作されました。同年に制作された油彩画の《Blue Black》、《Black and yellow》(1955)などを見ても、サム・フランシスは1950年代初頭から作品に黒を用いるようになりました。
本作では、赤、青、黄の花びらとも細胞とも見える不規則な形態が、色彩の濃淡を見せながら画面に埋めつくされ、その上を一部の黄ラインを残しながら、黒の花びらが覆っています。ここで捉えられるのは、色彩による空間と光です。黒を通すことによって後方の光、また黄の光と黒の闇のコントラストがお互いの強度を増しています。さらに、黒が奥に引っ込み、黄が前面に押し出されるような、色彩による空間をつくりだしています。明確な形や線ではなく、色彩が無限に広がることで、光、空間、そして動的な躍動感を生み出しています。

サム・フランシス

作家名

サム・フランシス

制作年

1952

素材・技法

グアッシュ/紙

サイズ

106.5×79.0cm

収蔵番号

FS-001

© 2026 Sam Francis Foundation, California / ARS, N.Y. / JASPAR, Tokyo B6362