マックス・エルンスト

仮定と否定

1957
1
作家名

マックス・エルンスト

制作年

1957

素材・技法

油彩/カンヴァス

サイズ

38.5×36.0cm

収蔵番号

EM-001

©️ ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2026 E6362

右にはふっくらとした赤い鳥、左には線のみの鋭い嘴をもつ鳥を見ることができるように、エルンストの作品には象徴的な存在として鳥が頻繁に描かれています。彼の幼少期、妹が生まれた時に大好きなペットの鳥が死んでしまったことで、鳥は生と引き換えになる死のイメージとも重なり、彼の分身のような存在として、作品世界への案内役のように現れます。そして、背景に見えるのは、緩やかな曲線による何層もの丘陵が広がる田園風景に沈む太陽、もしくは夜空に浮かぶ月のようにも見えますが、同年に描かれた《A Very Quiet Evening》(1957)という田園風景の谷間にオレンジの太陽が沈む様子を描いた作品と似た構図で描かれています。そこから伸びる線は、二羽の鳥に繋がり、さらに鳥同士も繋ぐ線となっています。そこには、エルンストの無意識から浮かび上がる自然との一体感、本来出会うはずのないものが出会い結びつくことによって起こる新たな発想、そして、それを可能にする想像力を感じることができます。

マックス・エルンスト

作家名

マックス・エルンスト

制作年

1957

素材・技法

油彩/カンヴァス

サイズ

38.5×36.0cm

収蔵番号

EM-001

©️ ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2026 E6362

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