左:平面ばかりつづいて家のひとつもない真一文字の道を猛スピードで走っていれば、なおさら気分も座ってくる。この道や行く人なしに秋の暮。日除けの陰で顔は緑に蔽われ、そのくせ眼の輝きはまっすぐ向こうを見つめている。野菜が少なかろうと海で魚がなかろうと恐れるにたりない。米を一粒播くとかならず三百粒の実をつける。 右:それを辿れば間違いなく家に戻れる一つしかない煉瓦敷きの道をゆっくり歩いていればどっと笑いがとまらない。やがて死ぬ景色は見えず蝉の声。陽の光をさんさん受けた気楽な世界のただ中で影に包まれ、爪先だって歩いている。自分が茄子であるのか南瓜であるのか分からなくてもよい。一生のうちに一回きっと蝶は飛んでくる。 2001
1990 11.24 — 1991 12.24 JAPAN ART TODAY Elusive Perspective / Changing Visions JAPAN ART TODAY 北欧4カ国巡回帰国記念 現代美術の多様展 遠藤利克 大竹伸朗 岡﨑乾二郎 小山穂太郎 関口淳仁 辰野登恵子 戸谷茂雄 中村一美 平林薫 森村泰昌 山本富章 吉澤美香
1997 9.13 — 11.24 Art Today 1997 第10回記念 オペラ・アペルタ 開かられた作品の詩学 赤塚祐二 アズビー・ブラウン 江上計太 岡﨑乾二郎 黒田寛 小山穂太郎 豊嶋康子 中尾寛 長沢秀之 中村一美 山本富章 湯浅龍平