高輪美術館
1987
7.18 — 9.6

クリスト展

世界を梱包するドローイング/オブジェ、写真100余点による「梱包」芸術から「アンブレラ」計画までの全貌を初回顧

展覧会ポスターデザイン:松永真

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本展は、チューリッヒのロスチャイルド銀行コレクションを中心に、クリストの初期作品から大規模プロジェクトに至るまでの活動をたどる回顧展でした。会場では、多くのプロジェクトの出発点となった構想段階のドローイングをはじめ、代表作を通してその創作の軌跡を紹介しました。
「包む」「積む」「張る」「覆う」というクリストの基本理念は、やがて公共の建築物や空間を対象とする大規模なプロジェクトへと発展します。しかしそれらは永続的なモニュメントではなく、地域社会との関わりを重視した一時的なイベントとして実現された点に特徴があります。
本展開催後には、1984年から準備が進められていた《アンブレラ》プロジェクトが実現し、1991年に茨城県とロサンゼルスで計3,100本の巨大な傘が同時に展開されました。セゾン現代美術館は、この《アンブレラ、日本とアメリカ西部のプロジェクト》(1988)をはじめ、《梱包されたポン・ヌフ、パリのプロジェクト》(1982)、《梱包されたライヒスターク、ベルリンのプロジェクト》(1984)を所蔵しています。

展覧会情報
会場

西武美術館

会期

1987年7月18日−9月6日

主催

西武美術館、朝日新聞社

後援

アメリカ大使館

巡回

西武美術館、兵庫県立近代美術館