横尾忠則

解かれた第七の封印-画家の誕生

1991
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作家名

横尾忠則

制作年

1991

素材・技法

アクリル、顔料、毛皮、ベル、金属、鏡、ラバー/木枠付きカンヴァス

サイズ

197.4×268.2cm

収蔵番号

YT-003

©︎ Tadanori Yokoo

本作のもとになっている作品は、フィレンツェのサン・マルコ美術館にあるフラ・アンジェリコの《受胎告知》(1450年頃)であり、大天使ガブリエルが処女マリアにキリストを身ごもることを告げ、マリアがそれを受け入れるという新約聖書の一場面です。第七の封印とは、『ヨハネ黙示録』に出てくる一節で、この封印を解いたとき、天の静けさと共に神と天使が現れるという場面です。この作品において、芸術本来の役割とは、芸術を通して宇宙あるいは神の意思を伝えるという、横尾忠則の芸術観が見えてきます。ニューヨーク近代美術館における<ピカソ大回顧展>との出会いを機に、1981年に画家に転向した横尾忠則による絵画作品の集大成として、1987年西武美術館にて<横尾忠則展 ネオロマンバロック>が開催されました。当時は美術に対するこだわりと迷いが入り混じった時期だと作家自身が語っていますが、本作が描かれた1990年代前半からは、より魂に近く霊性と結びつく芸術のあり方が提示されるようになりました。魂から魂へ、霊性から霊性へと伝えられる神の啓示によって、ここでは横たわる女性の身体から生まれ出でる、画家の誕生が描かれているのです。

横尾忠則

作家名

横尾忠則

制作年

1991

素材・技法

アクリル、顔料、毛皮、ベル、金属、鏡、ラバー/木枠付きカンヴァス

サイズ

197.4×268.2cm

収蔵番号

YT-003

©︎ Tadanori Yokoo

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