COLLECTION
当館のコレクションは、西武百貨店池袋店、西武美術館、セゾン美術館、そしてセゾン現代美術館における展覧会活動を通して形成されてきました。その出発点となったのが、1961年に西武百貨店池袋店で開催された日本初の<パウル・クレー展>です。その後、ワシリー・カンディンスキー、マックス・エルンスト、マルセル・デュシャン、マン・レイなど、20世紀美術を代表する作家の展覧会を開催し、作品を収集してきました。さらに、ジャクソン・ポロック、マーク・ロスコ、ジャスパー・ジョーンズ、フランク・ステラなど、戦後のアメリカ現代美術へも早くから注目し、当館コレクションの柱の一つとなっています。
1975年に開館した西武美術館では、開館記念展<日本現代美術の展望>を開催し、荒川修作、中西夏之、横尾忠則、宇佐美圭司、堂本尚郎、菅井汲、加納光於、若林奮などの作家を紹介しました。荒川修作《意味のメカニズム》全127点所蔵や若林奮による美術館庭園構想に見られるように、当館は作家との継続的な関わりのなかで作品や資料を系統的に収集してきました。
1981年に高輪美術館が軽井沢へ移転し、<マルセル・デュシャン展>とともに開館して以来、現在のセゾン現代美術館へと活動を継承しながら、コレクションを発展させてきました。現在、当館は1914年制作のマン・レイ《二人》から始まり、同時代作品にいたる約800点を所蔵しています。
COLLECTIONでは、コレクション・データベースに加え、作品と展覧会活動との関わりにも着目し、西武百貨店時代からの展覧会出品履歴をご覧いただけます。また、HISTORYの展覧会年表や展覧会情報、美術館庭園の歴史と合わせて、コレクション形成の流れを辿ることができます。