地つづきの輪郭 大小島真木 高嶋英男 伏木庸平 増子博子
終了しました
自然と人間の関係性を異なるメディアや手法で表現する4人の作家。自然に呼応して「森=身体」という発想のもと多様な支持体に絵具で描きこむ大小島真木、生活のなかにある壺の造形をもちいて粘土と陶の質感や絵付けから異形を生みだす高嶋英男、住んでいる土地や人間の匂いまで紡ぐように針を刺し糸を増殖させる伏木庸平、東北を巡りキャンバスという器のなかにペン画によって自然を育てるように描く増子博子。
自然と人間の輪郭は、拡張、断絶、融合を繰り返し常に不定形です。新たな価値観の時代を迎え、対象との距離のなかで、私たちは内と外の接触面としての輪郭をどのように捉えるのでしょうか。作家たちは、それぞれの手触りを頼りに、今確かだと思える感触の向こう側へと感覚を広げ、自らが生きている場所と地つづきの輪郭を探っていきます。
大小島真木《胞衣》2019−2022/《領域》2022
高嶋英男《広がる・途切れる・繋がる》2022
伏木庸平《オク》(部分)2011-2022
増子博子《中洲的な人 2022》 2022
展覧会関連動画>>video archives
・展覧会PV
・Scene 1 伏木庸平 制作風景
・Scene 2 増子博子 制作風景
・Scene 3 高嶋英男 制作風景
・Scene 4 大小島真木 制作風景
・展示風景ダイジェスト
・4作家による作品解説
・大小島真木「森の声を聴く・森に触る・森に連なる」
<関連企画>
作家によるギャラリー・トーク *終了いたしました。
大小島真木、高嶋英男、伏木庸平、増子博子
日時:5月22日(日)14:00- 定員:15名 *要申込
大小島真木 公開制作「はみだし壁画」*終了いたしました。
日時:4月29日(金・祝)、30日(土)、5月1日(日)
6月19日(日)13:00-17:00 (急遽決定)
次回:7月23日(土)10:00-17:00(12:00-13:00休憩)
公開制作「はみ出し壁画」完成対談 *終了いたしました。
「身羅万象ー森と連なる身体」
大小島真木× 結城正美(青山学院大学教授・エコクリティシズム)
日時:7月24日(日)14:00- 定員:20名 *要申込
高嶋英男トーク「からっぽと輪郭:新作《てらす》を語る」*終了いたしました。
日時:8月6日(土)14:00- 定員:20名 *要申込
*上記、全て展示室内にて開催・無料(要当日観覧券)
・申込方法
FAX : 03-5579-9726 もしくはe-mail : karuizawa@smma.or.jp にて、下記の項目をお知らせください。
1.参加希望イベント 2.お名前 3.人数 4.ご連絡先(電話番号/ メールアドレス)
増子博子「熊と蝶(木彫熊通信:長野編)」
岩手県葛巻町で彫られていた木彫熊に出会ったことで、作品《くまんげん》が生まれました。かつて長野県でも制作されていた様々な土地をつなぐ木彫熊について、長野県に生息する生き物とも関連づけながら、会期中に作家がリサーチを行い「木彫熊通信:長野編」を発行。
<SMMAコレクション>
セゾン現代美術館では、国内外の現代美術作品を約800点収蔵しております。本展では、マグダレーナ・アバカノヴィッチ、マン・レイ、李禹煥、荒川修作などの作品を4作家の作品と織り交ぜて出品いたします。
展覧会カタログ7月販売予定。美術館とオンラインショップにて予約受付中。
本カタログでは、本展の4作家出品作品図版を作家の言葉と共に収録。表紙は、展覧会のメインビジュアルを、シルバーとゴールドのホログラムで表現しており、2色からお選び頂けます。
仕様:A5版 / 本文:64頁 / カラー /スイス装ハードカバー(背開き式製本)
価格:¥1,650(税込)
<ご予約・オンラインショップにてご購入の送料>
*新型コロナウィルス感染の状況により記載内容に変更が生じる場合がございますので、予めご了承ください。最新情報は本webサイトをご確認ください。
EXHIBITION DATA
- 会場
- セゾン現代美術館
- 会期
- 2022年4月29日(金・祝)− 8月28日(日)
- 開館時間
- 10:00 − 18:00(入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 木曜日(5月5日は開館/8月無休)
- 入館料
- 一般1500円(1400)、大高生1000円(900)、中小生500円(400)
- ( )は団体20名以上の料金